
ラフロイグ 10年 並行品 40度 700ml ニューパッケージ 紙箱入りLAPHROAIG 10y.
¥6,006
40%vol 700ml 強烈です。
凄いです!驚きです!! 「エッ?何が?!」って、それは・・・香りです。
ピートの燻した、俗に言うところのピーティー&スモーキーさ!! 初めて飲まれる方には、それ相応の覚悟を要します。
しかし!!(←大きな声で!) 一度、このモルトにはまってしまえば、もう離れられない・・・。
そういう魅力を十二分に備えた、モルトと言えるでしょう。
実際、僕も『ラフロイグが飲みたいよ〜ッ!!』って時が2、3日ごとにに訪れています。
ラガブーリン16年が容易に手に入らなくなった今、一番のアイラ・ラヴァーの必需品となっています。
ピートの効いた麦芽から生みだされるシングルモルト。
爽快なピート香や磯の香りを思わせる個性的な味わいで、世界中のウイスキー・ファンを魅了しつづけている。
色 濃い金色 香り 爽快なピート・磯 味 滑らかでややオイリーなコク フィニッシュ 海藻を思わせるユニークな心地よい後味静かで美しい入り江から 世界のスモーキーは生まれる。
アイラ島はスコットランドの西岸沖、インナーヘブリディーズ諸島の南端に位置する。
淡路島よりやや大きく、そこに9つの蒸溜所とひとつの製麦工場がある世界でも珍しいウイスキー島だ。
ウイスキーの聖地とまで表現されたりもする。
ラフロイグ蒸溜所は島の南部に位置する。
「ラフロイグ」とは“広い入り江の美しい窪地”を言うゲール語だが、その風光明媚さはスコットランドの蒸溜所の中でも1、2を争う。
創業は1815年。
19世紀後半からブレンデッドウイスキーに多大な貢献してきた。
力強い酒質は伸びがよく、フレーバーの特色を生むために、あるいは隠し味として、スコッチのブレンダーたちにとって重要なモルトウイスキーでありつづけている。
さらには20世紀初頭のアメリカ禁酒法時代には薬用酒として輸出されていた。
アメリカ当局が、薬品のような香りの「ラフロイグ」は薬用効果があると認めたからである。
こうした香味特性と歴史的エピソードが、長らく“好きになるか、嫌いになるか”のイメージを与えつづけたともいえよう。
シングルモルトウイスキー初の 英国王室御用達を戴く。
「ラフロイグ」は皇太子時代にチャールズ国王から品質の高さと香味の豊かさが認められ、1994年、シングルモルトウイスキーとして初の王室御用達許可証を下賜された。
蒸溜所の建物の白い外壁にはダチョウの羽を3本あしらった別名“平和の楯”と呼ばれるプリンス・オブ・ウェールズの紋章が飾られている。
皇太子時代にはチャールズ国王自ら買い付けに蒸溜所へいらっしゃったこともあり、年によってはボトルで1,000本もオーダーされた。
また新製品誕生時には必ずご試飲いただくことが慣例となっていた。
際立つピート香と潮の香 プロセスウオーター(仕込み水)はピート層を浸透してきたもので、「ラフロイグ」の香味特性を生むうえで極めて重要な原料である。
まさに生命の水。
麦芽乾燥に使用するピート(泥炭)はアイラ空港近くの湿原にある専用ピートボグ(採掘場)から掘り出す。
ツツジ科のヘザーとコケ類、海藻をも含んで生成した他に比べて水分量の多いピートを使っている。
大麦はオックスブリッジ。
85%は近くのポートエレンに麦芽製造を委託しているが、残りの15%はラフロイグ蒸溜所で製麦している。
この15%が大きな意味を持つ。
いまでは数少なくなった蒸溜所でおこなう古典的なフロアモルティングは、ピート成分の溶け込んだ水をたっぷりと含んだ大麦を床に広げ、職人が8時間おきにすき返して発芽を促す。
ほどよく発芽したところでキルン(麦芽乾燥塔)の下にある乾燥室で発芽を止める。
乾燥に30時間を要している。
まずは大麦が湿っている最初の12時間、「ラフロイグ」専用ピートを焚き、ピート香をよく付着させて高いフェノール値を得る。
次に18時間、ピートの熱とともに入り江から吹き込む潮風も取り込み、甘みを含んだ燻煙で独自の麦芽をつくりあげていく。
フェノールの濃度は40~45ppmだが、数値でははかれない風味が「ラフロイグ」麦芽にはある。
経験に裏付けされたスモーキー 製麦が終わると麦芽を粉砕し、ピート成分の溶け込んだ仕込み水の温水とともにマッシュタン(糖化槽)に投入する。
でんぷん質を糖分に変える糖化工程だ。
やさしくかき混ぜ、そしてじっくりゆっくりと濾過し麦汁を採取する。
麦汁は発酵へと向かう。
発酵槽は6基。
麦汁に酵母を加え、温度管理に細心の注意を払いながら約55時間をかけ、アルコール分約8.5%のウォッシュ(発酵液・醪/もろみ)を得る。
そして蒸溜工程。
ポットスチル(蒸溜器)はアイラの蒸溜所の中で最も小型で、ストレート型の初溜器3基、ランタン型の再溜器4基の計7基を稼働させている。
初溜でアルコール分約22%となり、再溜により約67%のニューメイクが樽に詰められていく。
銅のくびれたランタン型の再溜器の形状がスモーキーな香味特性に影響を与えていると言われている。
またニューメイクのカットが通常のタイミングより遅くおこなわれ、最後のほうにカットされる高いフェノール値の蒸留液を取り込んでいるとも言われている。
これは長年にわたる経験がもたらしたものであろう。
バーボン樽がもたらす深遠 ニューメイクはオークの樽に詰められ、熟成という長い年月に身をゆだねる。
「ラフロイグ」の貯蔵樽のほとんどがバーボン樽の1st.フィル。
つまりホワイトオーク材の1度バーボンの熟成に使用された樽で、最初に樽詰めされたものだけを使うということになる。
1st.フィル・バーボン樽は、「ラフロイグ」にバニラの甘さ、クリームの滑らかさを与える。
これが単にピィーティでスモーキーといった強さだけでなく、優しさのある深遠な香味を生む大きな要因となっている。
仕込みから蒸溜までの工程はもちろん、貯蔵工程によっても重層的な、深く厚みのある香味を築いていく。
バーボン樽が主体ではあるが、ヨーロピアンオーク材のシェリー樽、さらには甘口シェリーとなる白ぶどう品種のペドロ・ヒメネスを詰めた後のシェリー樽など、幅広いタイプの樽で熟成し、未来に向けて新しい香味を生む試みもおこなっている。
凄いです!驚きです!! 「エッ?何が?!」って、それは・・・香りです。
ピートの燻した、俗に言うところのピーティー&スモーキーさ!! 初めて飲まれる方には、それ相応の覚悟を要します。
しかし!!(←大きな声で!) 一度、このモルトにはまってしまえば、もう離れられない・・・。
そういう魅力を十二分に備えた、モルトと言えるでしょう。
実際、僕も『ラフロイグが飲みたいよ〜ッ!!』って時が2、3日ごとにに訪れています。
ラガブーリン16年が容易に手に入らなくなった今、一番のアイラ・ラヴァーの必需品となっています。
ピートの効いた麦芽から生みだされるシングルモルト。
爽快なピート香や磯の香りを思わせる個性的な味わいで、世界中のウイスキー・ファンを魅了しつづけている。
色 濃い金色 香り 爽快なピート・磯 味 滑らかでややオイリーなコク フィニッシュ 海藻を思わせるユニークな心地よい後味静かで美しい入り江から 世界のスモーキーは生まれる。
アイラ島はスコットランドの西岸沖、インナーヘブリディーズ諸島の南端に位置する。
淡路島よりやや大きく、そこに9つの蒸溜所とひとつの製麦工場がある世界でも珍しいウイスキー島だ。
ウイスキーの聖地とまで表現されたりもする。
ラフロイグ蒸溜所は島の南部に位置する。
「ラフロイグ」とは“広い入り江の美しい窪地”を言うゲール語だが、その風光明媚さはスコットランドの蒸溜所の中でも1、2を争う。
創業は1815年。
19世紀後半からブレンデッドウイスキーに多大な貢献してきた。
力強い酒質は伸びがよく、フレーバーの特色を生むために、あるいは隠し味として、スコッチのブレンダーたちにとって重要なモルトウイスキーでありつづけている。
さらには20世紀初頭のアメリカ禁酒法時代には薬用酒として輸出されていた。
アメリカ当局が、薬品のような香りの「ラフロイグ」は薬用効果があると認めたからである。
こうした香味特性と歴史的エピソードが、長らく“好きになるか、嫌いになるか”のイメージを与えつづけたともいえよう。
シングルモルトウイスキー初の 英国王室御用達を戴く。
「ラフロイグ」は皇太子時代にチャールズ国王から品質の高さと香味の豊かさが認められ、1994年、シングルモルトウイスキーとして初の王室御用達許可証を下賜された。
蒸溜所の建物の白い外壁にはダチョウの羽を3本あしらった別名“平和の楯”と呼ばれるプリンス・オブ・ウェールズの紋章が飾られている。
皇太子時代にはチャールズ国王自ら買い付けに蒸溜所へいらっしゃったこともあり、年によってはボトルで1,000本もオーダーされた。
また新製品誕生時には必ずご試飲いただくことが慣例となっていた。
際立つピート香と潮の香 プロセスウオーター(仕込み水)はピート層を浸透してきたもので、「ラフロイグ」の香味特性を生むうえで極めて重要な原料である。
まさに生命の水。
麦芽乾燥に使用するピート(泥炭)はアイラ空港近くの湿原にある専用ピートボグ(採掘場)から掘り出す。
ツツジ科のヘザーとコケ類、海藻をも含んで生成した他に比べて水分量の多いピートを使っている。
大麦はオックスブリッジ。
85%は近くのポートエレンに麦芽製造を委託しているが、残りの15%はラフロイグ蒸溜所で製麦している。
この15%が大きな意味を持つ。
いまでは数少なくなった蒸溜所でおこなう古典的なフロアモルティングは、ピート成分の溶け込んだ水をたっぷりと含んだ大麦を床に広げ、職人が8時間おきにすき返して発芽を促す。
ほどよく発芽したところでキルン(麦芽乾燥塔)の下にある乾燥室で発芽を止める。
乾燥に30時間を要している。
まずは大麦が湿っている最初の12時間、「ラフロイグ」専用ピートを焚き、ピート香をよく付着させて高いフェノール値を得る。
次に18時間、ピートの熱とともに入り江から吹き込む潮風も取り込み、甘みを含んだ燻煙で独自の麦芽をつくりあげていく。
フェノールの濃度は40~45ppmだが、数値でははかれない風味が「ラフロイグ」麦芽にはある。
経験に裏付けされたスモーキー 製麦が終わると麦芽を粉砕し、ピート成分の溶け込んだ仕込み水の温水とともにマッシュタン(糖化槽)に投入する。
でんぷん質を糖分に変える糖化工程だ。
やさしくかき混ぜ、そしてじっくりゆっくりと濾過し麦汁を採取する。
麦汁は発酵へと向かう。
発酵槽は6基。
麦汁に酵母を加え、温度管理に細心の注意を払いながら約55時間をかけ、アルコール分約8.5%のウォッシュ(発酵液・醪/もろみ)を得る。
そして蒸溜工程。
ポットスチル(蒸溜器)はアイラの蒸溜所の中で最も小型で、ストレート型の初溜器3基、ランタン型の再溜器4基の計7基を稼働させている。
初溜でアルコール分約22%となり、再溜により約67%のニューメイクが樽に詰められていく。
銅のくびれたランタン型の再溜器の形状がスモーキーな香味特性に影響を与えていると言われている。
またニューメイクのカットが通常のタイミングより遅くおこなわれ、最後のほうにカットされる高いフェノール値の蒸留液を取り込んでいるとも言われている。
これは長年にわたる経験がもたらしたものであろう。
バーボン樽がもたらす深遠 ニューメイクはオークの樽に詰められ、熟成という長い年月に身をゆだねる。
「ラフロイグ」の貯蔵樽のほとんどがバーボン樽の1st.フィル。
つまりホワイトオーク材の1度バーボンの熟成に使用された樽で、最初に樽詰めされたものだけを使うということになる。
1st.フィル・バーボン樽は、「ラフロイグ」にバニラの甘さ、クリームの滑らかさを与える。
これが単にピィーティでスモーキーといった強さだけでなく、優しさのある深遠な香味を生む大きな要因となっている。
仕込みから蒸溜までの工程はもちろん、貯蔵工程によっても重層的な、深く厚みのある香味を築いていく。
バーボン樽が主体ではあるが、ヨーロピアンオーク材のシェリー樽、さらには甘口シェリーとなる白ぶどう品種のペドロ・ヒメネスを詰めた後のシェリー樽など、幅広いタイプの樽で熟成し、未来に向けて新しい香味を生む試みもおこなっている。