ロンドン郊外にあるヘイマン・ディスティラリーの創業は1863年。
現在のオーナーであり蒸留所責任者のクリストファー・ヘイマン氏の先祖にあたるジェームズ・バロー氏によって創設されました。
その後1969年に別の会社に吸収され、1989年に再度ヘイマン家によって買収され現在に至っています。
19世紀から代々受け継がれてきたレシピと製法を今も守り続け、イギリス国内で高品質なジンを造る最も古い生産者の1つとされています。
現オーナーのクリストファー・ヘイマン氏は四代目。
彼自身も40年以上ジンの製造に携わり、現在は英国ジン・ウォッカ協会会長という重要なポストにも就いて英国の文化の1つでもある"ジン"の成長に一役買っています。
今も変わらず現場に立ち、人々を魅了するジンを世に送り出しています。
ジンの起源は非常に古く、11世紀にイタリアの修道士がジュニパー(杜松)を主体としたスピリッツを作ったとされる説が有力。
17世紀にはオランダで医薬品の1つとして重用され、17世紀後半にオランダ貴族であったオレンジ公ウィリアム(ウィリアム3世)によってイングランドに持ち込まれ、人気を博する様になったとされる。
その後19世紀には、ジンは「労働者の酒」として広く普及し今日に至ります。
カクテルのベースとしても有名で、マティーニ・ギブソン・ギムレット・ジンフィズ・ジントニック・ジンバックなど数多くのカクテルが存在しています。
ジンが苦手という人でもカクテルにすれば飲めるという方も多く、誰でも一度は口にしたことがある味わいかと思います。
1863年創業のヘイマンは昔ながらの伝統と技術から生まれた"本場のジン"を是非ご賞味ください。
アルコール度数：41％ 容量：700ml イギリス産