【※メーカーコメント抜粋】2004年9月に設立されたベンチャーウイスキーはおかげさまで20周年を迎えることが出来ました。
本品は、秩父蒸溜所のモルト原酒をキーとして、創業間もない頃に研修をさせていただいた国内外の蒸溜所の原酒や過去から引き継いだ原酒など、秩父の熟成庫で大切に成長を見守ってきたウイスキーを、それぞれの個性が生きるよう丁寧にブレンドしたブレンデッドウイスキーです。
時間と共に複雑な味わいを感じさせてくれる様々なフレーバーは、ベンチャーウイスキーの歴史そのものを物語っています。
　原酒そのままの個性をお楽しみいただくため、ノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングしました。
歴史を支えていただいた多くの方々に感謝の想いをおつたえすると共に、今後とも末永くお愉しみ頂けることを願っております。
日本が世界に誇るマイクロディスティラリー イチローズモルト イチローズモルトの起源は、埼玉県羽生市にあります。
ここに羽生蒸留所（東亜酒造）というウイスキー蒸留所がありましたが、経営難により他社の傘下に入ることとなり、2000年の蒸留を最後に生産はストップ。
およそ400樽のウイスキーの在庫も処分されることになりました。
そこで、東亜酒造の創業者の孫にあたる肥土伊知郎（あくといちろう）氏自らがこの原酒を買い取り、2004年9月、埼玉県秩父に株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げます。
これらのウイスキーはいったん福島県の笹の川酒造の熟成庫に預かってもらい、少しずつ「イチローズモルト」として製品化していきました。
すると、その品質の高さから、日本のみならず世界各国で高い評価を得て、現在では世界中で話題のウイスキーとなっています。