ニッカウイスキー「 シングルモルト・余市」45度700ml

¥7,700

贈答品に、

余市モルトの「華やかさ」と樽熟成の「甘さ」を特徴としたシングルモルトです。
従来の「余市モルト」の力強さを持ちながら口当たりは柔らかくクリーミー。
余市モルトの品質を気軽に実感できるシングルモルトウイスキーです余市のポットスチルは「ストレートヘッド型」。
胴体部分に膨らみがありません。
また、上部のラインアーム(冷却器へつながるパイプのような部分)は下向きになっています。
この胴体とラインアームの形状からは、重厚でコクのあるモルトが生まれるとされています。
さらに、余市ならではの薫り高く力強いモルトを生み出す決め手となるのが「石炭直火蒸溜」。
創業当時からの変わらぬ手法です。
火をゆっくりと焚き、ゆっくりと蒸溜するのが難しいところ。
熟練職人が長年の経験を元に温度が上がりすぎぬよう石炭をくべ続け、燃えかすを取り出し続けます。
難しくても、効率が悪くても伝統の技が受け継がれているのは、これこそが「余市モルト」を生み出す手法であるからに他なりません。
竹鶴政孝が学んだロングモーン蒸溜所のポットスチルは「ストレートヘッド型」、そして当時は「石炭直火蒸溜」を行っていました。
今ではスコットランドでも珍しくなった「石炭直火蒸溜」の技は、時代と国境を越え、余市蒸溜所に生き続けているのです。
宮城峡蒸溜所のポットスチルは、胴体部分に膨らみを持つ「バルジ型(ボール型)」。
そして上部のラインアームは上向きになっています。
この胴体とラインアームの形状からは、一般的に軽やかでスムースなモルトが生まれるとされています。
宮城峡蒸溜所では、華やかな香りのモルトを生み出すための工夫をウイスキーづくりのあらゆる段階で行っています。
そのひとつがスチームを使った「蒸気間接蒸溜」。
ポットスチルの底と釜の内部にめぐらせたパイプにスチームを通し、「石炭直火蒸溜」より低温の約130℃でじっくりと蒸溜します。