アルマニャック・ドローについて 1893年、蒸留家プロスパー・ドローはアルマニャックで素晴らしいオードヴィーに巡り合い、アルマニャック・ドロー・ブラザーズの前身となる蒸留所を立ち上げた。
その後息子であるガストンとジョルジュが蒸留酒アルマニャックへの情熱と蒸留釜を引き継ぎ、今日では、ガストンの息子であるジャックとピエール、さらに次世代を担うジェロームとシルヴィアンが伝統を守り続けている。
ドロー社の42ヘクタールの畑はバ・アルマニャック（アルマニャック西部）に位置し、ユニ・ブラン、コロンバール、バコおよびフォルブランシュの4種類の白ブドウを栽培している。
冬に行われる蒸留工程で使用されている古いシーア・アルマニャック・アラビックは、「世界中の金を集めても、交換できない」くらいドロー家にとって大切なものといえる。
生産量は1時間に30リッター以下と限られている。
昔ながらの製法にこだわる職人的な造りの蒸留所。
一本一本手作業で蝋の刻印を行う。
アルマニャック品種の個性がわかる3本セット アルマニャックは、原産地呼称制度で10種類のブドウ品種の使用が認められていますが、その内の主要な3品種の個性を感じられるセットをシルヴァン・ドローが作り上げました。
収穫年（2018）、蒸留器、クーパー、木樽の産地（南西地方）、樽の焼き加減（ミディアム）、新樽での熟成期間（25ヵ月）などブドウ品種以外の条件を同じにして生産しています。
ユニブラン Alc.52.4% 200ml（写真/左） つる桃（ペッシュ・ド・ヴィーニュ）、洋梨のコンポート、マルメロのジャムなど、繊細でフルーティな香り。
フォルブンラシュ Alc.52.8 200ml（写真/中央） ドライフラワー、ヴェルヴェーヌ、リンデン、野生のカーネーションなどのフローラルな香り。
バコ Alc.53.2% 200ml（写真/右） クローブ、ピーマン、甘草、ナツメグなどのスパイシーな香り。
※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています