札幌の名店「THE BOW BAR」オーナー、本間純矢氏にセレクトを依頼した1本です。
1995年蒸留のユニブラン、バコ、フォルブランシュがブレンドされたシングルカスクをカスクストレングスでボトリング。
今回のボトル選定にあたって、本間氏は日本人の嗜好に合うこと、アルマニャックに初めて触れる方でも素直に楽しめることをポイントにされました。
フランスの愛好家には力強いアルマニャックが好まれますが、日本人にはもう少し繊細な味わいのボトルが向いているとのこと。
そこで、アルマニャックのトップドメーヌであり上品で華やかなスタイルのラベルドリーヴへ、本間氏自ら訪問されました。
今回のボトルはシングルカスクながら複数のブドウ品種による多様なフレーバーをブレンド技術で調和させた1本。
香り高いフォルブランシュ、力強いバコ、落ち着いた味わいのユニブランの精妙なバランスを楽しむことができます。
熟成由来の滑らかな口あたりが心地よく、フルーティでいてナッティ。
フレーバーには様々な要素が感じられますが、それらが融合して渾然一体となっています。
アフターはとても長く、素晴らしい甘みと深みが残ります。
熟成を経ていながらもボリュームのある1本です。
【ラベルドリーブとは】 1886年にエスクブで設立されたドメーヌ・ラベルドリーヴ ワイナリーは、フランス南西部のアルマニャック地方に位置します。
アルマニャックのバイブル『ARMAGNAC』（1998年チャールズ ニール著）では4つの生産者しか選ばれなかった最高評価［outstanding」を得ています。
この地域で1世紀以上にわたり、ラベルドリーヴ家はアルマニャックを生産し、ブラックオークの樽で熟成しています。
ジョレイとピヨンの2つの畑を所有し、農園は40ヘクタール以上あり、1893年からさまざまな土地を取得して成長を続けてきました。
この農園では、バコ、コロンバール、ユニ ブラン、フォル ブランシュなど、多種多様なブドウ品種を使用しています。
ドメーヌ・ラベルドリーヴは、2基の蒸留器を使用し、伝統的な方法でアルマニャックを生産しています。
その一基は1893年から使用されています。
蒸留には敷地内で集めた薪を使用し、ワインの香りが失われないように冬の終わりに行われます。
蒸留後の原酒は敷地内の木材から作られたオーク樽に入れられ、新しい樽で約3年熟成された後、さらに長期間熟成されます。
それぞれのアルマニャックは独自の特徴を持ち、古いオーク材とフルーツの香りが引き立っています。
【アルマニャックとは】アルマニャックの歴史はコニャックよりも更に古く、フランスの中では最も歴史のあるブランデーの一つです。
アルマニャック は、フランス南西部の歴史的地方名であるガスコーニュの中央部に位置するアルマニャック地方で造られるブランデーで、製造方法においてある一定の条件(原産地呼称統制＝AOC)に則ったブランデーだけが「アルマニャック(Armagnac)」と名乗ることを許されています。
商品名 ラベルドリーブ The Bow Bar 1995-2024 内容量 700ml アルコール度数 46% 産地 フランス タイプ アルマニャック ※画像はイメージです。
実際のボトルとデザインやヴィンテージが異なる場合がございます。
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